大人になってから出来るニキビは、頑固で繰り返し同じ箇所にできるのが厄介なものです。

思春期のニキビの主な原因は、皮脂の過剰な分泌によるもので、出来る箇所はおでこから鼻、あごにかけてのTゾーンに集中します。

これに対し、大人ニキビの原因は角質のターンオーバーの狂いと、ストレスや食生活の乱れ、そしてホルモンの乱れにあるとされています。

出来やすい箇所は、あごから頰にかけてのUゾーンで、乾燥しているのに出来てしまうが特長です。

古くなった角質がきちんと落ちない状態が続くと、毛穴がつまりニキビの原因となります。

肌の育成に必要な角質を残しながら、古い角質をきちんと落とすことのできるケアをすることが重要になります。

角質ケアにはピーリングが有効ですが、肌が弱い場合は却って悪化する場合があるので、効果の穏やかなものから順に様子を見て使用するのがベストです。

敏感肌でも使用できる酵素洗顔料や、拭き取りタイプの化粧水が人気のアイテムです。

美容皮膚科でも医師の処方のもとにピーリングを行っているケースもあるので、どれを選べばよいか分からない場合は専門家に任せてみるのも良いでしょう。

そのほかには、規則正しい生活を送ることも重要です。

肌を育むホルモンが活発に働く午前0時前には就寝する、栄養バランスを考えた食事をとる、適度な運動をするといった点に気を配り、ストレスを溜めないようにすることも大切です。

また、肌に直接触れる寝具などを清潔に保つことも重要です。

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