5Oct
顔のむくみは、病気から来るものではなく、寝不足や二日酔いなどの一般的な原因から起こっているものなら、たいていは時間が経てばひいて元に戻ります。
ただ、女性の場合は生理前の症状でもむくみが起こったり、その他季節の変わり目やストレス、アレルギーからも起こることもあったり、あるいは更年期の症状の一部だったりすることもあります。むくみが出ているときは、新陳代謝が滞り、血行も悪くなっていて、外見のむくみ以外にも、頭痛やめまいなどの不快な症状も伴っています。
これらは自律神経のバランスが崩れていることからも起こるので、顔や首をマッサージして血行をよくすると共に、五苓散(ごれいさん)という漢方薬も併用すると、だいぶラクになります。
五苓散は、身体の中の水分を整える作用に優れていて、利尿効果があることから、以前は二日酔いの漢方薬として酒飲みさんに愛されてきましたが、現在は更年期障害や、自律神経失調症にも処方されます。
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もちろん、普通に薬屋さんでも買えます。
ツムラの製品がおもに出回っていると思います。
何かで病院に通っている方でしたら、お医者さんに処方してもらうと保険が適用になります。
この漢方は、むくみの周辺にある頭痛、胃重、めまい、下痢などの症状も緩和して、自然に体内の水分を排出してくれます。
顔がむくんでいるときは、食欲もあまりないことが多いものですが、胃の動きも活発にしてくれて食欲が増し、食べた結果として血行もよくなり、むくみがとれるのが早まります。
身体の中に滞っている老廃物をサッサと外に出し、血液の循環をよくしてくれる五苓散に頼ると、朝のむくみが2時間くらいで取れてきます。
漢方に詳しいお医者さんが言うには、『困ったときの五苓散』なんだそうです。
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