18Oct
髪はとってもデリケート、切り落とすしか無いほどまでに痛めてしまう前に、正しいヘアケアで元気な髪を育てましょう。
大事な髪を傷めてしまう原因は様々ですが、紫外線、熱、カラーリング、摩擦、間違った洗髪、栄養不足には特に注意したいものですね。
紫外線でダメージを受けるのは、肌だけではありません。
髪も紫外線を浴びると髪を構成しているタンパク質やアミノ酸が劣化や変質をしてしまい、パサつきや縮れ毛の原因となってしまいます。
もちろん頭皮にも紫外線は悪影響を与えます。
光老化で乾燥してしまったり、毛根のダメージにより、健康的な髪を作りにくくなってしまったり、抜け毛の原因にもなりますので、サンプロテクト機能のあるスタイリング剤を使うか、日傘や帽子の着用をして、紫外線から髪を守りましょう。
塗れた髪はキューティクルが開いているため、ちょっとした刺激で痛んでしまいがちです。
洗髪後にタオルで擦るのは控えるのはもちろん、枝毛や切れ毛の原因となりますので、髪が濡れている時のブラッシングは避けましょう。
ドライヤーの熱にも注意が必要です。
一般的なドライヤーの熱風は100度前後と意外と高温です。
髪のタンパク質が熱で変質したり、キューティクルが焼け落ちてしまいますので、低温ドライヤーを使うか、髪から離して短時間で済ませるようにしましょう。
また、下から風を当てると、シャンプーで開いているキューティクルを更に開いてしまう事になりますので、ドライヤーをかける際には、上から下に向けて風を送るようにすると、ドライヤーによるダメージを減らすことが可能です。
髪のダメージが気になった時には、コンディショナーやトリートメントを使いますよね。
リンスは髪のpH値を整えたり、髪の表面をコーティングして滑りを良くするためのものですので、ダメージをケアするだけの力はありません。
トリートメントは髪の内部に浸透し、髪に必要な潤い成分を補うためのものですが、浸透するまでに時間がかかります。
一般的なトリートメントは油性で濡れた髪には馴染みにくいため、タオルドライをしてからよく伸ばし、キューティクルを閉じるように手で押さえてから、蒸しタオルなどで包むと効果的です。
コンディショナーはリンスとトリートメントの中間のようなもので、トリートメント程の効果はないものの、短時間で髪のダメージを和らげる事が可能です。
日ごろはリンスとコンディショナーを使い、週末など時間の余裕のあるときには、トリートメントで集中ケアを行うと良いかも知れませんね。